闘病記

心筋梗塞になって入院してからの病院関連の記録日記。そんな闘ってません。

入院日記22

入院45日。

入院史上もっとも疲れてる。

なにに疲れているのかというと「話し疲れ」。

1日中話してる。


その前に朗報が2つ。

退院が決定しました。

来週の火曜日。

日付でいうと19日ですね。イヤッフー!

そして、2つ目。

起きたときに後頭部が焼けただれたような不快感がない寝方をついに発見しました!

ベッドを軽く傾斜させて枕ナシですよ!

昨夜ジリジリとしながらついに編み出しました。

って遅いよ!あと5日だぜ。


で、起きたのが6時30分。7時くらいまでは床で静かにしてようかと思ってたら向いのジジイに世話を焼いてた看護師がジジイサイドのカーテンを開けようとして、こっちと目が合ったので、開けてもらいそのまま起床。

歯を磨き洗顔した後、お茶をくみに休憩所にいって朝のコーヒーを。今日は70円のインスタント。ここのコーヒーしか世界になくなったらおれはコーヒーを飲まなくなるな。

明日は時間があったらドトール行こう。


で、戻ってきてから、7時30分の朝食までの45分ほど、まえは対面、今は隣のジジイと話す。

iPhoneいじってたら、「そんなのばかりで目が悪くならんかい?」ってわざわざこっちきて話しかけられたのがきっかけで、自分の緑内障から、重機免許の話。近かったけど話の識別率は40%だったかな。ま、おおむね気持ちよく話していかれたようだけど。


今日あたりはおれはなにかあるんかな?と思ってました。もう、検査らしきこともないし、のんでいる薬の経過の関係上ただ居るだけだしなあって。

実際、同室のおれ以外の患者には朝の検温とかあったけど、おれだけなかったしな。もう、看護師からの干され具合がハンパない。

と、最初にきたのがリハビリの先生。

昨日予告していたとおり1キロメートル、フロアの外周を5周歩く。

これが予想外にしんどかった。いろいろとそなえて無駄口をたたかないようにしてたんだけど、しんどかったし、後半明らかに歩くペースあげていたしなあ。

と、終わったあと、明日からリハビリ室でやるから今履いているスリッパじゃダメよーってことをいわれる。

うわーお。それはマズイなと。当然のことながらスリッパ以外の履き物は持ってないしこないだ外出したときの服も手術にはいらないだろってまた持って帰ってもらってたしな。

ということでガキにメール。でも、これだと間に合わないなとオヤジに電話。

その旨をはなし、また例によって叔父叔母に動いてもらうことにする。

いやまあ売店にもしかしたら安物のズック靴でもあるかなと思ったんですけどね。リハビリはあと2回か3回だからなあ。


で、手配のあと「今日は終わりか」と、今日のヒマつぶしを考えていたらみたことのない看護師がやってくる。

これから専門学校の実習生がくるけどその話し相手になってくれと。

えええ?なにそれ。

と、となりのジジイについていた担当が「それ」だったことがあるんだよね。検温とか血圧とかその子にとってもらってたの。

いや、ま、カンベンってのもなんなんで、ああいいっすよと。


その直後に、朝の回診で先生方がぞろぞろとやってきて上記の退院の日取りを告げられる。

で、また、オヤジに電話をかける。

ついでに退院のときの服も持ってきてもらってくれと。


やっぱり、なおかつ、このタイミングだったんだよな。


この6月19日20日ってのはオヤジがわざわざ店を休みにしてまで旅行にいく計画をたてていたところだし、おれが店のネットで入院前に最後に検索していたところはにその旅先の情報だったのです。入院前から決まってたの。

それにモロあたる。

もともと、ダンドリや計画でいうとそれくらいになるんじゃねえの?と思っていたのがミゴトにビンゴ。こういうことになるよなあって。

で、それもまた叔父叔母にたのむことになるから根回しよろしくって電話をかける。これが複雑だったみたいで非常に理解が悪いのでムダに長電話することになる。


で、通話ができるところから戻ってきたら、その実習生がいるのよ。

上のガキより1コ学年が上で今年専門学校に入ったばかりのコ。

かわいらしい子でな。吉澤ひとみさんに似てたよ。で、ストライプの実習生用のナース服がまたかわいらしい。

そしてその子と昼飯前まで延々と雑談。

専門学校に入っての最初の実習で患者とのコミュニケーションをはかるってのが目的でしたので、検温や血圧を測るでなくてただただ雑談。

どこに住んでるの?とかどこの高校とか。

ふと、年齢差を考えると加藤茶さんと今の奥さんってこれくらい離れてるんだよね。あのヒトはすげえわ。

いい子だからよくおれのいうことに笑ってくれたし反応もよかった。

ただ、正直、なんか疲れた。

いや、今日はもう起きたときからそうだし1キロのリハビリ終わったらけっこうバテてた。なんでだろうと思うけどそうだった。


彼女は昼の直前にいなくなって、昼ご飯を配膳してくれたね。


そして昼ご飯のあとゴロゴロしてたらまたきました。

で、フロア内を歩いて、休憩所をよくうろついてる的な話をしてまた部屋でたんたんと話してたら、今度は叔父叔母がくる。

それで彼女がじゃあちょっと失礼しますと居なくなって叔父叔母と話す。

やっぱりオヤジの根回しがよくなかったみたいでいろいろとワケのわからんもんを持ってくる。

で、これはいらんあれはいらんと分けてる。なんでリハビリ用のトレパンみたいなもんがいるんだよ。しかも、おれのじゃない。


と、これがまた、その最中にもオヤジから電話で保険証がないだのなんだの。


で、終わってベッドでゴロゴロしてたらもう彼女もこなくなるけど、妙にいろいろなヒトと話してるからコーフン状態なのか眠りが浅い。

だからって新聞でも読みにいくかって歩いていくと、前の担当医にバッタリとあう。もうこのヒトとフロアで会う率は異常。おれの運命のヒトなのかと思うくらい。

で、実は、退院後の外来はこの先生にたのむことになったんですよね。だから、本当、運命のヒトだしつきあいも長いんですよ。やべえ禁断のアレか。

で、先生とも20分くらい話すという。今度外来を受けるとかそういうことも含めて。


という感じでしょうか。話まくってた1日でした。昼オビのラジオのディスクジョッキーになった気分。

ということで、夜の往診にきた先生と話していこう、おれはずっと黙ってますね。


あんまりしゃべってノドがかわいたのでアセロラドリンクを自販機で買ってイッキしたり。そういう俗っぽさもどんどんできてきたなあ。


と、明日も実習生くるのよね。明日はもうちょっと無口な高倉健的なキャラを気取ろうってもう遅いね。