闘病記

心筋梗塞になって入院してからの病院関連の記録日記。そんな闘ってません。

闘病記2 2022.11.14~2022.12.5 AED その2

入院中。

基本は点滴をつけて、大きな注射器が機械で少しづつ押し出されていってそれが入っていく感じ。看護師もあまりなれてないみたいで注射器の薬を交換するときは最初はとまどっていた。
この薬は高価で強いものらしく、点滴をさしたところがすぐに痛くなって差し替えってことになって困った。というか血管が細い男なので看護師が困るし、おれは痛い。右がとくに弱くてひどいときは5回差し替えたあと変わってもらうという事態にもなった。かなりトラウマになったみたいで、「点滴をします」「採血させていただきます」っていったとき背中に脂汗をかくようになった。

また息苦しくて眠れないので入院したわけなので採血や点滴の針をさすためにずっと横になっているのが普通に苦しかった。あるときは我慢できなくて立たせてっていってしばらく息を整えていたかな。

 

そういう日々に採血やレントゲンや心電図など検査をしているうちに変な不整脈があることが判明。それがさらに症状を悪化しているのでそれをとってしまおうということになった。
その処理がAEDって映画なんかではおなじみの電気ショックをかけるってやつで、一瞬心臓の動きをとめて脈を正常にするという川の石にハンマーをぶつけて魚を気絶させるってガチンコ漁みたいなことをやる。
それはいいんだけど、心臓が止まると危険だから(当たり前だ)またの付け根からペースメーカーを入れて万が一に備えると。ハイ出ましたよ。またの付け根からいれるやつ好きだなどいつもこいつも。

で、前にやったときよりもずっとずっと念入りに剃毛された。
「指3本」が目安だそうです。は? よくわからないのですが、「指3本」っていってから看護師長を呼びにいっておれの剃毛っぷりをみせて確認してもらってます。セクハラ?恥ずかしいのだが。
で、看護師長も「指3本」という。
「なんですかそれ?」って尋ねると2人揃って「指3本」という。指を3本だしながら。
どうも、この指3本の幅に収まらない陰毛はみんな剃らないといけないそうで。
んまあ、恥ずかしいですよ。つーか、半端に陰毛を残すくらいなら全剃りにしてくれってたのめばよかった。ま、そういうサービスしてくれるかわからんしな。


で、手術。拍子抜けするくらいあっさりと成功に終わり、また途中麻酔嗅がされてたのでほぼ感覚と記憶がなかった。
画期的だなと思ったのは「終わりましたよ」って呼び起こされたときにびっくりするくらい息ができて快適だったこと。こんなあからさまにすぐ効くことあるんだってくらい。

その後、下半身をバンテージテープでがっちり固定されてまたしばらく動けないやつね?って思ってたら次の朝まで動けないやつだった。
いちおう、水分は極限まで減らしてたからおしっこがしたくて死ぬことはないのだけど動けないということと下半身がバンテージテープだけってことの不快と、眠れないことで入院生活のクライマックスでしたがかなり早めにきました。

そこから個室。手術あとの個室でした。これは毎日の個室フィーがかからないやつです。前回のときもそうでした。ただ、前回のときは外科手術あとで文字通り死にかけてました。今回は次の日には自由に動けるようになっていたのでまあしばらく快適でしたね。無意味に4日くらいあってその間気楽だった。やっぱ1室4人でいるのはしんどい。別の患者対応も含めると四六時中看護師がいたり別の患者のいびきとかはやっぱりね。

トイレも専用だったしね。