闘病記

心筋梗塞になって入院してからの病院関連の記録日記。そんな闘ってません。

痔の手術をしたよ日記

​11/28より入院しました。目的は痔瘻の根治手術のためです。
9時30分に入院し、部屋に荷物を置くなり、階下に降りて、通院客にまざり血圧体温と血液検査などを。そのあと、階上で点滴(抗生剤)と痛みをやわらげて不安な気持ちをなくすというすごく痛い注射をお尻に。というか、点滴もヘタな看護師だったので3回かかりました。「あ、これは痛いですね痛いです」っていってましたが痛いのはおれです。
 
そして痛いのはまだ続いて、こんどは仙骨に麻酔を射つというのを先生が自ら。これがまたとても痛い。
 
そのあと麻酔が効くまで手術台の上で四つん這いで女豹のポーズで30分くらい。おれのお尻の前で看護師たちが雑談タイム。
 
女豹のポーズ (めひょうのぽーず)とは【ピクシブ百科事典】
 
そいで「効いたかな?」といっては患部をピンセットでつまむという作業を。
 
「触ってるって感覚はあるけど、痛くないはずなんだけど」
 
ってのを何回かいわれるけど、これが痛みがあるんだよね。でも、何回かにわけていわれると、前よりは痛くないかなとは思うんだわ。だから、「効いてきたかも」みたいなことをいったらパッとはじまる。
 
と、あとは地獄絵図なのよね。100%効いてないことはないとは思うけど、まだ十分ではなかった。どうやら麻酔の量が少なかったみたいで、もう死ぬかと思うくらい痛い。ブチブチブチブチギリギリギリギリギューンみたいななにやってるかわからん機械音がする。そのたびに激痛で、さすがにおれが痛がっているのがわかるみたいであとから追加追加みたいな感じで麻酔をうっちゃ処置を何回か。
時間自体は短い。20分となかったけど人生でベスト10にはいる痛みなのかもしれない。
 
そのあと車椅子で部屋まで。あ、書き忘れてましたが紙おむつをつけてました。
 
死ぬほど痛かったのですが、そのあと死ぬほど痛いかというと処置の時よりは痛くないです。ただ、入院直前よりは痛い。痔がもっともひどいときよりは痛くないという状態。
 
そして恐ろしいことに退院後4日経ってますが、現在も痛いです。
 
それもそのはずで、施術してもらった根治治療はシートン法というもので、痔瘻で肛門のわきに開いた穴にゴムを通して肛門からかけるというもので、それにより膿をすっかり出して治すということで、痛みを治すということではかえって進行してるともいえるわけです。
 
<b>[<a href="http://daichoukoumon.com/zirounosyuzyutusetonhou.html" target="_blank">痔ろうの手術:シートン法</a>]</B>
 
よって1ヶ月はナプキンをあてておかないとそうとう膿と血がすごいよと。で、それはつまりイコール「痛いよ」と。うん、実際痛いです。おれは5箇所でしたが、もっと進行が進んで全周囲だった場合は、杖をついて歩くような感じもなるらしいです。おーこわ。
 
ということで、通常ならば次の日に退院ということですが、おれはワーファリンという血液をさらさらにする薬を飲んでいる関係で念のためもう1日と。
 
朝にすぐに終わる点滴のほかは食事以外ほぼ放置で、なおかつ手術ということで個室でしたので快適といいたいところですが、ベッドが合わないし、かたいし、角度を変えることができないところでしたので、腰と尻がとにかく痛くて寝てられないのでずっと椅子(立派な椅子がある)に座って本を読んでました。椅子に座ってお尻が痛くて、横になって腰が痛いと。
 
料理は仕出し弁当的な感じでしたが、心臓のときのように薄味ということもなく美味しく食べることができました。
 
とりあえず1週間後に行き、これから2週に1度肛門をみせに病院に通うという日々がはじまります。まあ治るならいいかと。あと、当分、ナプキン必須の日々です。もうだいぶ着けるのが上手くなりました。
 
しばらくしたら日々の暮らしのアフター日記を掲載します。その次は完全に終了になった日記となる予定です。治るといいですね。祈りましょう(おれのために)。