闘病記

心筋梗塞になって入院してからの病院関連の記録日記。そんな闘ってません。

出戻り入院日記12

今日で手術1週間前となりまして、点滴がつながれることになりましたのでした。


点滴がつながれるのは午後からだということで、午前中にはなにか思い残しをやっておこうとあわてましたけど、結局のところなにも思い浮かばなくて、売店にいってパンツとどんなもんだろうか?ってドリップコーヒーの5個入りパックを買ってみました。うーむ。どちらも急を要するもんじゃないけどな。

上のガキが今日これないってことで、パンツのところ換えをたのんでいたのがダメになってなんかあわてたすえにパンツを買ってるという。別に今日取り替える予定もないのに。


いやもうおれも含めてだけど、今ここに寝ている「患者(おれのことね)」に対していうことややることがないんだよ看護師も先生も。

手術1週間前だねーってのと、点滴ついたねーってくらいで。

手術がなければ退院しても差し支えない健康状態だしね。でも、そのコンディションを手術まで保たなければならないので点滴などが必要なんだしなあ。だから、外泊してるってわけにもいかないという。


だからムダにゴロゴロと。


西側に向いてるので西日が強烈。だから、午後はなるべく居たくないんだよねえ。でも、今日はわりにムダにいましたね。


看護師による検査なんかもほぼないという。

朝に採血のときは、例のいい匂いの看護師(今日は無臭)が、いつものコトバ、「チクリときますよ」もいわずにズブリとさしてきて度肝をぬかれたな。ま、雑談しつつだったからなんだけど。そいでもって、あとでみると内出血。ちょっと痛かったもんな。


で、点滴。何度も書いてるようにおれの点滴は難しいです。

かつて、多数の看護師が涙を流しております。

ということで、今日の挑戦者はベテラン看護師。

ベテランで役職がついておられるような方だけど、すごく腰が低い話し方が特徴の方です。

彼女が針を刺しながら、「あ、ダメです。私ダメです」

なんていうんだよな。実際痛いしなんだなんだ?


ま、入ったけど、これはとてもおれが痛い刺し具合になっただろうということで「ダメ」といったらしい。

実際はちゃんと入ってはいましたし、針の場所もどこかにさわったりしないポイントをおさえてるし、痛みはないしで、ベテランのいい仕事ではありました。


今日はわりあいと部屋にいたので同室の名物ジジイのすごいのも一部始終きくことができました。

おれの点滴をさしたベテラン看護師が、もう交代時間をすぎてるのに話につきあわされてましたね。

大変だ大変だ。


明日は手術の説明会です。そいで、おれの予定は完全になくなるのです。木金土日月あたりなにやってるんだろ。今回の入院はこういうのが多すぎるよ。つーか、ぶっちゃけ必要のなかった入院だし手術だよなあとは思ってるけど黙ってる。


夕食後、ドリップコーヒーをためしました。休憩所の給湯器のお湯でコーヒーをいれたらビンゴ! 少なくとも100円の自販機コーヒーよりマシなものを飲むことができました。しかも安いしな。

これはもっと早く知っとけば良かった。