闘病記

心筋梗塞になって入院してからの病院関連の記録日記。そんな闘ってません。

出戻り入院日記11

なまじ帰ってびっくりするほど普通に仕事してた分、病室に戻ってからのぬるま湯ぶりは逆に堪えます。


なんかたんたんとすごしてますし、今日の担当の看護師はなんつか愛想レスなヒトだし。ほかの看護師のハマりが悪いしな。


今日は午前中にCTスキャンがありました。これがなかったら、火曜の晩くらいまで外泊してようかと思っていたんですけどね。


CTスキャンは造影剤というのを点滴から注入していきます。

これが前もって書類にサインさせられるほど気持ち悪くなる可能性の高いシロモノなんだよな。

熱くなるんだよ。


で、まあ、熱い絵筆で背中から肛門のほうまでシューってひかれるような感触が点滴の瞬間走る。

これの冷たいのが覚醒剤なのかしらねえと思ったり。


実はここんところずっとせき込んでいるのでCTスキャンにおなじみの息を吸って止めて20秒そのままってのとかしんどかったですね。


で、終わりました。これで予定終了です。手術までビタイチやることナッシングな感じで、まあ、平穏な最後の1週間ってことにもなるんかな。また狂ったように読書モードに入ろうかなと思ったりもしましたが、もう季節は灼熱でね。


と、昼食後にあああもおおおお

って、飛び出して、1階ドトールコーヒーでヨーグルンのキウイライムを買い、例によって、2階のヒマな外来の待ち合わせでペショペショと食べた。うまかった。


そのまま戻っても熱いだけだし、辛気くさい重篤な同室のおっさんらといっしょにいるのもなんだし、どうせ看護師もハマってないしおれには用もないしで、そのまま、2階から渡り廊下で張り出して、河原に出られる通路から河原に出てみる。

これがいい気持ちでな。

「外」にでるってちがうよ。

ニートの方とかに説教じみたことをいう気はもうとうないけど、おれは、家にずっとって絶対に無理と思う。しかも、それがマンションの高層階とかかだと。

さすがに遠くに歩こうって気はないけど、ベンチに座ってはみた。

まわりに吸い殻がたくさん。

なるほど、館内禁煙の病院で1番近い喫煙スポットはここになるんだな。


明日か明後日か、またおれには点滴がつけられるのです。

だから、行動が制限されるんだよなあ。ここいらの感じがどうにも。


ま、早く手術して治って退院だ。看護師ハマってないし。