闘病記

心筋梗塞になって入院してからの病院関連の記録日記。そんな闘ってません。

出戻り入院日記7

1週間が過ぎました。

今日は大きなイベントがありました。

世間的にはケンタッキー・フライド・チキンの食べ放題ですが、おれは心エコーでした。

胃カメラの要領で超音波の棒を飲み込んで心臓の様子を身体の内側から伺おうというものです。


そのために、前日21時より絶飲食。しかも、よく眠れなくて5時くらいに別の患者の用できていた看護師に「いいすか?」って感じでそのエコー検査のときの点滴もいれる。

これがじれったいわけよ。8時30分からはじまるということだけど。


車椅子で看護師に運んでもらう。どういうコトかその看護師からたまらなくいい香りがするんだ。

南国のフルーツ畑のようなほんのりと美味しそうな甘い甘い香りがする。

「すごく美味しそうな香りがします」って思わず本人にストレートに告げてしまった。

そのあと、「すげえセクハラ発言ですね。すみません」とあやまりました。たぶん、まだ、訴えてないところをみるとゆるしていただけたんだと思いますが。


水飴みたいな麻酔薬でうがいをし、そのあとスプレー式の麻酔薬。

で、マウスピースをかませられグイとつっこまれるのです。

前回、ビニールでコーティングされていて、そのビラビラがすごく苦しかった記憶があります。ちょうど、雨の日にデパートなんかいったら入り口に傘をつつむビニール袋があるじゃないですか。ああいう感じの。

今回、それがなくて「生」だったのが幸いしてあまり苦しくなかったです。生サイコーですね。


そして、その結果が芳しくないんだこれが。


前にやった手術は、心臓の弁が壊れていて、それを修理するというものです。ところが修理したところは完璧に治っていたのですが、それの補強材としておいたリングの脇から血液が逆流しているそうですよ。


だから再手術。がびーん。


それがなかったら。今日中に点滴がとれ、あとはクスリで調節するというカタチになり限りなく退院がみえていたのに、それがよくわからなくなったのですね。

とってもがっかりです。


最速のタイミングで手術するとしても退院には7月いっぱいかかるそうですよ。


これが運よくというか、オヤジとガキもきたのでいう。

おれ以上にガッカリしてたわ。


うーむ。どうなるんだろうなあ。


一応、まだはっきりしたことは決まってないそうで。もしかしたら、いったん退院で、間をおいて手術ってパターンもあるかなと。