闘病記

心筋梗塞になって入院してからの病院関連の記録日記。そんな闘ってません。

入院日記

 入院19日。
 今日からコラム形式を止めてあっさりとライフログ的な日記にします。もう、ホッテントリとかもムリだろうし。たくさんの方に読んでいただいて死にかけた価値もあるってものです。ありがとうございます。

ここしばらくの1日の流れ。
 6時 看護師が検温にくる 
7時30 朝ごはん 
9時 検温 
10時 お茶をくばりにくる 
11時 午前のリハビリ 
12時 昼食 
2時 検温 
3時 午後のリハビリ 
6時 夕食 
9時 消灯 
これがだいたいの流れ。 これにイレギュラーなイベントがある。何時にくるかわからない担当医との話とか。 
心電図検査が今日あった。車椅子で連れていかれる。2分くらいで終わる。
 月水金と服の取り替えとおしぼりでカラダを拭く(セルフで)ってのもある。 今日は忘れられていた。ショボーンとして、土日は人数が極端に減ることだし、またしかられるのはイヤだからナースコールで催促しようかな?と思ったら、看護師が思い出したみたいに持ってきた。
 「忘れられてるのかと思った」ってギャグをいったら笑ってたけど、ま、忘れられてたんだろうな。同室のほかの患者のほうがゴタゴタしてたしな。 
で、おれも、わりと大きいイベントがあった。 今度ある外科の手術のために、担当と話をするから、身内を呼んでこいって、オヤジはシゴトだからって、叔父を呼んできてもらった。
その叔父が約束の時間にきたタイミングで看護師がやってきて、急患と手術が入ったので今日はナシだとよ。 
病院ってのは、注文の早いもの順に手がけなくても許されているところがあるよな。そんなこといえば、救急車で運びこまれたおれも、だれかの順番をぶっ飛ばしてる可能性もあるしな。 

と、いつもわりにそうだけど、今日はとくにないがしろにされてる日でした。ただ、同室でほぼ1人うるさいジジイが他所に検査に行ってていなかったので静かで快適だった。そのままよくなって退院すればいいのに。 
そのジジイのイビキ攻撃を避けるために20時そこそこで寝て、腰が痛くなって自動的に起きるまで時間を稼ぐってやり方を採用してる。 12時まわってれば成功。 今日は1時30分だから大成功の部類とは思う。 そのあと、うまく2回目の睡眠につなげられなかったけど。 
だいたい、夜に起きてからはiPodで音楽をアルバム単位で聞く。これまた運がいいと1枚聞き終える前におネムになるんだけど今朝は3枚くらい。 
斉藤和義のアーユーレディ 
キリンジのドデカゴン とか。 

本は「少年H / 妹尾河童」の下巻を読み終えた。 おれが新古書店がつぶれたかなんかしたための余剰在庫が10円均一だったところで50冊ほど抜いてきたなかのものであるけど、上のガキが勝手に読み出して絶賛してた。 作者の少年期の自伝的小説。下巻はほぼ戦時中。作者は神戸大空襲にモロに遭っておられ波乱に満ちた内容ではあった。上巻のヤンチャ坊主だったころのほうがスキかな。