闘病記

心筋梗塞になって入院してからの病院関連の記録日記。そんな闘ってません。

​ 検査入院まで日記

しばらくぶりです。
2017年3月からまた担当医が変わりました。
「そろそろメンテナンス必要かなと思いまして」と切り出される。
そう、検査入院のことですね。久しぶりだったのでもうないのかと思っていたくらいでしたがあるそうですよ。
前回が2014年でしたから3年ぶり。その間に帯状疱疹で入院してましたが、心臓の方は久しぶりです。
あ、帯状疱疹のほうは以降なんともないです。寒いと頭痛がぶり返すということもなく全く大丈夫です。それはありがたいし、それは入院して「ちゃんと」治したからだと思いたいところですね。
 
心臓を走る主要血管の1本がだいぶ細くなっているから、そこに補強のための金網、ステントってのをいれるための処置をするということです。
実にかなり前からいわれてましたけど、毎回「まあ、今は様子をみましょうかね」って案件だったんですね。
 
ということでまあ車でいうところの車検ですよということで10月17日から入院となったのです。
 
それまでは薬の量も微増微減はあるけどもほぼ同じで通院の割合も自覚できる心臓の症状もあまりないです。
 
あ、予想していた通り、炭水化物抜きダイエットはかなりドガチャカにはなりました。
 

2016年終わりごろから2017年の3月ごろまでの私

前回より1年経ちました。1年経ったことですし、闘病記的な経緯を。

 

帯状疱疹で退院したあたりからまた担当医が変わる。

 

それまでもそれからも通院のときの手順は決まっていて、まず採血。5種類くらいの検査のためにけっこう血を抜く。

そしてその検査結果が出るのに1時間強かかる。これは必須の時間のようで、どうしても待つことになる。

この間の他の患者の診察が長引くと必然おれも待つことになる。

ただ、新担当医はひとりひとりの話が非常に短いのでサクサク終わる。前の担当医は患者に喋らせたいことは喋らせるという方針だったので必然話が長い老人が立て込むと(病院はご存知のとおり立て込みやすい)、待たされることになる。

それがなくなったので非常に好感を持つ。

その担当医が6月の終わりくらいに「炭水化物抜きダイエット」をすすめる。自分もやって挫折したけど心臓の負担も減り、肝臓の負担になる薬を減らす事ができていいと。

だから、「なんちゃって」のつもりではじめてみた。

ストイックに正確にやるといろいろあるけど、結局のところ、白米とパンとお菓子を極力食べない生活にするってところに落ち着いている。そして毎週水曜日の休みはリミッター解除ということで。

食べなくなると実感するけど白米は甘いね。お菓子のように甘い。あ、お菓子も甘いけど。

これ、最初の1ヶ月で10キロぐらいガタンと減ってそこでずっと足踏みで現在に至るというカタチ。ただ、めっきり少食になる。

そして、薬も劇的に減った。2割位減らすことになった。

ただ、それで問題が発生。

痩せたことによって薬が効きすぎる事態が起こる。

なるほど体調の変化になるわけだからな。

そういうわけで年末からちょっと前まで、これまで2ヶ月に1回の通院だったのが2週間に1回と4倍くらいの頻度になる。

増やしたり減らしたり調整してやっと落ち着いたのがつい先日でした。

結果として薬を減らすことには成功しますが大変だった。仕事休んだりしてたわけだし。

 

そして驚きなのか恒例なのかわかりませんが、また担当医が変わることを知らされるという。

 

わしゃ、「相棒」の右京か!

 

 

 

帯状疱疹日記のその後

・2月の9日より16日まで帯状疱疹で入院しておりました。

 

・2月24日に通院に行きました。

・それまでは通常の心臓の薬と、帯状疱疹用の痛み止めを飲んでました。

・痛み止めを飲むと胃が荒れるので、痛み止めと胃痛の薬を飲んでました。ロキソニン。聞いたことありますよね。どうもこれがネックだったようです。

・これからたぶん相当な医療の進歩とかない限り、死ぬまで心臓の薬を飲み続けることになっている。とくにワーファリンという血液をさらさらにする薬が重要。おれの家系は文字通り「血」に問題があるので代々心臓の病気になっているようだし。

・そして、ロキソニンという薬はワーファリンのサラサラ度合いを加速する役割があるのです。クルマのエンジンでいうところのターボの役割。

・あまりサラサラでも困るのです。これは身を持って知りました。血がもう延々と止まらない。

・その調整で、調剤薬局にたのんで今飲んでいるワーファリンを半分にしてもらいました。

・簡単に書いてますが、病院でそれをいわれてから家に帰り、また病院の敷地に併設してある薬局までとんぼ返りしております。

・薬局も包んである薬をほどいて半分に割ってまた包装し直すというとてもめんどうくさいことを3ヶ月分やるのは難しかったみたいで、2週間後にくるといったら2週間分だけ取り急ぎ用意して、残りは2週間後に取りに来てくれといわれる。

 

・2週間後、3月2日にまた通院です。

・来るなり採血があり、皮膚科はわりあいとすぐに通してもらえる。これで痛み止めの薬が終わる。

・表面上の痛みはあまりないけど帯状疱疹後神経痛はちょっとあるのだけど、それはもう今飲んでいる痛み止めの薬では効かない種類のものだといわれる。それでいて、別に気にしなくてもいいんじゃないかと。実際そのようで。

・これで白血病などの著しく免疫力が落ちる病気にならない限り、帯状疱疹は完全になくなったとのこと。

・ただし、神経痛のほうは腰痛やなんかといっしょで寒い日にぶり返すことはあるそうだ。でも、おれは若いから大丈夫だろという投げた返事。でも、そうかなとも思う。

 

・問題は内科。

・もともと診療の日じゃないけど、おれのためだけにきてくれるということだけど、おれのためだけな分、これないときはこれない。1時間以上待たせられる。

・そして、血液検査の結果、今度はワーファリンの効きが弱いので多めに処方しなければならないとのこと。

・なおかつ、数値を再びチェックしたいので来週また来てくれと。

・そして薬局の処方箋を渡すと、1週間分だけ追加のワーファリン。それで前回の梱包しなおした3ヶ月分の薬。ということで混乱です。

 

・結論。心筋梗塞やると、他の病気になるもんじゃないなと。面倒くさいよ。

 

帯状疱疹日記2

2月14日〜2月16日

・前回よりのつづきです。そして退院まで。

 

・14日より、日に3回(+1)の点滴が1回になりました。

 

・8時から点滴が1回。

・20時から1回。

 

・ンー、しみじみと、これって入院する必要があったのか?という根本的な疑問がまたふつふつと。

 

ヘルペス帯状疱疹 Q15 - 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会

Q15入院が必要となる重症の帯状疱疹というのはどんなものですか?

https://www.dermatol.or.jp/qa/qa5/q15.html (リンク先グロ注意)

 

・イヤイヤイヤ、こんなじゃないんだよねー。こんなひどいことはついにはなりませんでした。

・退院のときに担当の皮膚科の先生によると「とにかく場所が悪かった」と。目の周りだから失明の恐れがある。さもなくともまぶたが垂れ下がって人相が変わる可能性が高いと。

・どうもそれも大丈夫。

・ずっと心筋梗塞の内科のからみもくるし、眼科も受ける。眼科が処方した「かゆみ止め」になる点眼薬はすごく効いたな。

・そこいらも大丈夫な雰囲気。

 

・つまり、変則的なバカンスなんだよなあ。

・そう考えると今回は病院の最上階。初の冬景色。バレンタインには前の公園で花火なんてのもあった。

・バカンスっぽい。

 

・ただ、これまで6階、8階、4階と計4ヶ月以上入院されております。各階どころか6階なんかは西病棟東病棟集中治療室なんかにもいました。それぞれ看護師の特性がちがい、すなわち階の雰囲気もちがいます。病院はなんやかんやで看護師のはたらきと雰囲気で決まるんだなあと。

 

・で、この最上階、神経科、皮膚科、整形外科ということでね。ぶっちゃけ生命のクライシスはうすい階なんですよね。それと看護師の数が単純に少ないのかもしれない。でも、それら全部ひっくるめてすごくのんきな対応されていますね。

 

・ナースコールかけてリアクションがないから止めたのも3回4回。

・朝6時におれを叩き起こして実施そた採血は失敗する(9時に採血し直し)。

・点滴の針を1週間で4回変えたしな。これがベテラン(少なくとも見た目年齢的は)が下手くそなんだからな。

・風呂やシャワーの予定をたずねないのにちょっとうつらうつらした変なタイミングで体重とか血圧体温とか測りにくるしな。

・ものすごく無難な表現でいうと「ハマらなかった」。

 

・そこが非常に残念でした。ただ、Twitterでも書きましたが、看護師や医師に好かれるのは重篤患者だけだしな。

 

・そして懸念の帯状疱疹後神経痛については「だいたいどんな人も1ヶ月くらいは神経痛はあるものだと。すごくがっかり。そして頭が痛い。

 

・このあと1週間後にもう1度皮膚科。その間に痛み止めが処方。痛くなったタイミングで飲めと。

・それで終わりました。

 

 

帯状疱疹日記1

2月9日〜2月13日

帯状疱疹の治療のために入院することになりました。
・現在、2月13日でございますが、ほぼ毎日は同じように過ぎていきます。

・6時に1時間の点滴を2回。
・14時に1時間の点滴を1回。
・21時に1時間の点滴を1回。

・おそろしいことにこれが全てです。このために仕事を休んで入院してなにもしてないのです。
・いいのか本当に?
・1日3回の点滴をスムーズにするために点滴の針は刺しっぱなしで普段はティッシュでアダプター部を包んでガーゼのネットにまいておいてあります。

・ということで心筋梗塞のときと比較しても、すごく自由度が高い入院生活なのですが、なにぶん、帯状疱疹からの神経痛、頭痛が、なかなか厄介で動けない。動けないから寝ている。寝ていると睡眠サイクルがおかしくなり慢性的な寝不足になったりする。
・すなわち日々ぼんやりとすごしております。

・そして、上記のサイクルも今日までで終わりです。明日からは点滴が1日2回です。ますますやることがなくなっていく。
・退院でもいいよなあー。運悪く土日をはさんでるだけで。
・こと帯状疱疹で入院ってことだと金曜から入院ってのがベストだろうな。そこからなら土日はおとなしく寝てればいいし、経過次第じゃ、月曜日からいつでも退院できるタイミングがあるし。

・前回とは入院とはちがっていたこととして、看護士がルーティンでやっている、血糖値、血圧、体温などの測定にハイテク化がすすんでいて、測った数値をエディのようなノートPCからUSBでつなげてあるパッドの上に置いたら自動記帳してくれるようになっていました。
・便利になったのかおばはん看護士はおぼついてない感がありましたし、新人はいつでも「なにやっとんじゃ」ってところがあるのでイマイチわかりませんでした。

・入院病棟も当然のごとくちがうので知ってる方はいません。
・これに関しては、看護士と医者に好かれるのは重病人ということを悟っておりますので、じゃまにならず丁寧にいようとおとなしくしております。
・看護士の身辺はハイテク化がすすんでいますが、患者の方はあまり変わってませんしね。
・有料のテレビと同様にWi-Fiでも配信すればいいのになあと思いましたよ。

・ここいらも前回とちがい「TVer」などでドラマをみてたりすることも可能ですからね。

・明日からバレンタインということなのか、病院の前の公園で花火を上げておりました。なにげにこういうイベントははじめてみました。あ、金環日蝕はみたか。












帯状疱疹日記0〜 いかにして帯状疱疹で入院するに至ったか〜

・ごぶさたです。アバウト1年くらいのごぶさたです。

帯状疱疹帯状疱疹により、2016年2月9日より入院しております。
・今回はここまでに至る経緯をお話ししたいと思います。
 

1月27日

・はじまりは1月の中旬。
・犬がうるさい。この暖冬で余裕があるのか犬の夜泣きがうるさい。
・ここ2〜3日の明け方のうるささは尋常じゃないのでさすがに様子を伺おうと降りて行ったら、首輪をつけた黒い土佐犬風の犬が玄関口にいて腰を抜かす。放し飼いかよ。
・友好的な性格のようで持った傘でそっと促すとすっと去っていく。
・それで終わったかと思ったら、その後も毎日毎日啼く。しかも、やっぱり同じ時間。
・そしてきわめつけに眠れなかった1月27日。もう一度見に行ったら、くだんの犬。しかも、今度はリードに繋がれている。なおかつ、つないだ端を持っているジジイは新聞を配達している。
 
・なるほど、新聞配達の合い間に犬の散歩も兼ねているわけか。合理的だな。そして犬が明け方にむやみに啼くわけのも合理的に解決したわ。
・これは新聞配達としてセーフなのかアウトなのかはわからないけどおれはその日を境にどんどんと体調が悪くなっていく。
 
・そうじゃなくても暖冬のわりに寒さを強く感じるし、ちょっとしたことで風邪の初期症状に似たようなものを感じてはいた。
 

2月2日

・右こめかみが痛い。
・時折思い出したかのようにズキンと痛む。いつもとはあきらかにちがう痛み。
 
「右こめかみ 痛い」などで検索すると脳梗塞?なんて出てきて非常にいやな気持ちになる。
・ここを読んでいただければおわかりのとおり、心筋梗塞臨死体験のあと3ヶ月も入院しているし、心筋梗塞脳梗塞はとっても相性がいいです。マイファザーもマイアンクルもマイカズンもそのコンボを体験済みでございます。
 

2月4日

・痛みがどんどんと顔の右半分に広がる。耳の手前のリンパも痛い。口を開けると痛い。つばや液体個体を飲み込むと痛い。水を飲むのも痛い。
 
・わかりやすい風邪の症状だ。とはいえ、これはタダの風邪じゃないことも余裕でわかる。1番大きいのは慢性的な睡眠不足。寝ても寝ても寝足りない。
・くわえてだるさで身体が動かない。頭が冴えない。とにかく、このこめかみと耳の前のリンパを中心にくるズキズキする痛みで思考がまとまらないまとまらない。
 
・ここらへんから、朝ごはんを食べず、昼休み時間はだいたい寝て、夜も風呂から上がったらすぐに寝る生活になってます。
 

2月5日

・このあたりから痒みがともなってきて、いろいろと症状を検索した結果、帯状疱疹ではなかろうかとの結論をだしておりました。
 
帯状疱疹は、痛みがある皮膚病です
 
・とはいえ、相変わらずここにはない耳のリンパ痛んだり、たとえようのない身体の疲れがある。
痛みが起こり始めてからかさぶたが治るまで、約3週間から1ヵ月かかり、多くの場合、強い痛みを伴います
・2月いっぱいそうなのかよーとは思っていた。痛いけど、ここまでの間、仕事はできてますからね。
・さいわいといったらなんだけど、店はヒマだったから割合と楽観視していた。
 

2月6日

・急転直下の土曜日。発疹がわかりやすくではじめた。
・正体を帯状疱疹と見破った瞬間に姿を隠す必要がないと思ったのかどうどうと右顔の上半部に現れはじめた。
痒み痛みも激しさを増してきており、発疹が顔にできる瞬間がわかるくらいのスピードで(該当箇所がチリチリする)発疹が増えていく。
 
帯状疱疹には即、抗ウイルス薬 1週間服用で完治
 
・こりゃあ月曜の朝に即近所の内科医にいって薬を処方してもらい飲むのが1番段取りいいなと。ほっといても3週間でなおるそうだけど堪える。
・頭痛ってのにあまり経験のない人生であったがこれは辛いね。なにもできなくなる。孫悟空三蔵法師様にお経を読まれてクビの金冠がグイグイしまるのと同じ感じ。前々からあれくらいでそんな苦しいかね?と思ってたけどこりゃあ苦しいわ。
 

2月7日

・もう犬の啼くタイミングには起きているというくらいに寝不足にもなれはじめてきたんだけど、それとは別に帯状疱疹の痛みが。
・夏休み焼きすぎて日射病と皮膚がチリチリする感じ。アレと焼きすぎて吐きそうってのが似ている。
・ほかの症状はフェイクだったとばかり右上部の発疹からの痛みのみになる。昨日よりさらに激しいものになっている。
・そして、このタイミングで雪。踏んだり蹴ったりとはこのことだ。
・そして、発疹も増えていく。昨日からゾンビ化がはじまってたのがどんどんと進行。ホンモノ(ホンモノってなんだよ)
・発疹とかゆみと痛みはさほどシンクロしているわけではないがいよいよ病気然としてきてはいる。
 

2月8日

・登校日の下のガキよりもはやくに近所の病院に行く。開いていないにしても予約くらいしておきたいなと思って。
・するってえとすでにして行列ができている。正式なオープンは9時だぜ?8時にして10人越えている。
 
「どうされました?」
「今は6度4分しかないけど、昨日は7度5分あった。あと喉も痛いから」
 
なんてのが多いのとは思うのだけど(実際に待ってる間にあったやり取り)。
 
・おれの番。果たして顔をちらりと見るだけで「帯状疱疹でまちがいないです」と断定。
・よし、これで薬を処方してもらって店に行けばOKだな。
「ただ、場所がおもしろくない」
「場所?」
・以下、このあと何度か耳にすることになるのだけど、帯状疱疹は身体中を輪のように通っている神経系統にそってウィルスがついて発疹となるもので、顔は3本流れている。その中の1番上に流れているのが1番タチが悪いんだそうです。おれのです。
・そのまま、目や耳にウイルスがついてしまうので最悪失明や聴覚障害が起こり、そうじゃなくてもはやめに手をつけておかないと、発疹が去ったあとにも、神経痛という形で頭痛はが残るそうです。
 
・じゃあと、行きつけの病院の眼科と皮膚科に紹介状を書いてもらいそのままいってこいとのことで急遽店を休みにして、急遽、病院。
・眼科ということでどうなるかわからないので、上のガキも連れて行く。
 
・眼科にいって、皮膚科にいって、もう1回眼科にいって皮膚科にいったころには、上記の「場所が悪い」と何度かいわれたあとで、「入院して点滴を打って直したらいい」といわれ入院決定。
 
・その日からともいわれてたけどさすがになんの準備もしてないし、1日早くてもあまり関係がないのは知っているので次の日からにしてもらう。ただ、今回はちょっとちがったかもしれない。それにしても昨日の今日でノーフォローの状態で店を休むのは無理があったのも事実で、前回とはいろいろと違うんだなとも思った。
 
・そして入院となったのです。あいかわらず入院前の「こんなことをしてる場合か」という想いは強いのだけどそれでいうと、入院している方のほぼ大多数が予定のない入院なワケでさ。
 
・場所が悪いと入院ということがわかったのでした。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

CTスキャン日記

 またしてもお久しぶりです。

 前回から1年、今回は検査入院ではなく通院でCTスキャンをするというものです。

 

 3月11日のメモリアルデイに病院いきました。そして16日に結果を聞きました。

 

その前に、この1年の流れをと、思いましたがほぼ同じでしたね。2ヶ月に1度の通院。その際に採血をしての血液検査。診断は3分弱。血圧をはかり、聴診器で胸の音を聞き、血液検査の結果を話す。結果はいつも「まあいいでしょう」。

そのあと地元の調剤薬局でクスリをもらう。1級身体障害者なので薬代診察代はタダ。青い紙をみせればいい。青い紙は役場に青い証書みたいのをみせたら一瞬で出してくれる。

闘病記的にいうならばそんなルーティンになってますね。

 

 3月11日は15時くらいに入ります。

 造影剤をいれるために右腕に点滴の針を刺します。いつもの採血の針よりは太くて痛い。なおかつ手があまり曲げられなくなる。

 手が曲げられないというのは案外としんどくてスマホをいじることができない。しかも、まどもなにもない薄暗いCTスキャン室の前で延々と待つ。
 ムダに早くきたおれが悪いのではあるけど、入院患者が次から次へとストレッチャーできてはおれの順番を抜かしていく。

 これ、入院していた時には痛快ではあったのだけど、逆になるとムカつくもんだわなあ。わかってはいたけどさ。

 

 CTスキャン自体はとくになにもないんだけど、造影剤だよな。点滴から注入されるんだけど、はいった瞬間に、口の中にセメダインの香りがいっぱいにひろがって、おしりから背中にむけて「熱いもの」が走る。

臭いおならをしたときの熱いって感覚よりもっと明確なのがすーっと走る。

 

 ふと、これの冷たくてすっとする感じが覚せい剤なのかなーっと思ったりもします。

終わった瞬間にそのまま帰るような感じで。

 

次の週の月曜16日。いつもよりちょっと遅れて行き、看護師にこっぴどく叱られるも、結果をたずねると「今のところは問題はなし」と。

次は2年後にまたCTスキャンということで。2年後なんてもはや途方も無い先です。いつもの通院はまた2ヶ月に1回くらいのペースでつづくようですが。

 

それで衝撃的な事実ですよ。おれの担当医がまた異動だとよ。

 

5月にまた新しい先生になります。

 

ということでここの次回の更新はあるのかわかりませんが、またお会いしましょう。

 

しーゆー