2016年終わりごろから2017年の3月ごろまでの私
前回より1年経ちました。1年経ったことですし、闘病記的な経緯を。
帯状疱疹で退院したあたりからまた担当医が変わる。
それまでもそれからも通院のときの手順は決まっていて、まず採血。5種類くらいの検査のためにけっこう血を抜く。
そしてその検査結果が出るのに1時間強かかる。これは必須の時間のようで、どうしても待つことになる。
この間の他の患者の診察が長引くと必然おれも待つことになる。
ただ、新担当医はひとりひとりの話が非常に短いのでサクサク終わる。前の担当医は患者に喋らせたいことは喋らせるという方針だったので必然話が長い老人が立て込むと(病院はご存知のとおり立て込みやすい)、待たされることになる。
それがなくなったので非常に好感を持つ。
その担当医が6月の終わりくらいに「炭水化物抜きダイエット」をすすめる。自分もやって挫折したけど心臓の負担も減り、肝臓の負担になる薬を減らす事ができていいと。
だから、「なんちゃって」のつもりではじめてみた。
ストイックに正確にやるといろいろあるけど、結局のところ、白米とパンとお菓子を極力食べない生活にするってところに落ち着いている。そして毎週水曜日の休みはリミッター解除ということで。
食べなくなると実感するけど白米は甘いね。お菓子のように甘い。あ、お菓子も甘いけど。
これ、最初の1ヶ月で10キロぐらいガタンと減ってそこでずっと足踏みで現在に至るというカタチ。ただ、めっきり少食になる。
そして、薬も劇的に減った。2割位減らすことになった。
ただ、それで問題が発生。
痩せたことによって薬が効きすぎる事態が起こる。
なるほど体調の変化になるわけだからな。
そういうわけで年末からちょっと前まで、これまで2ヶ月に1回の通院だったのが2週間に1回と4倍くらいの頻度になる。
増やしたり減らしたり調整してやっと落ち着いたのがつい先日でした。
結果として薬を減らすことには成功しますが大変だった。仕事休んだりしてたわけだし。
そして驚きなのか恒例なのかわかりませんが、また担当医が変わることを知らされるという。
わしゃ、「相棒」の右京か!
帯状疱疹日記のその後
・2月の9日より16日まで帯状疱疹で入院しておりました。
・2月24日に通院に行きました。
・それまでは通常の心臓の薬と、帯状疱疹用の痛み止めを飲んでました。
・痛み止めを飲むと胃が荒れるので、痛み止めと胃痛の薬を飲んでました。ロキソニン。聞いたことありますよね。どうもこれがネックだったようです。
・これからたぶん相当な医療の進歩とかない限り、死ぬまで心臓の薬を飲み続けることになっている。とくにワーファリンという血液をさらさらにする薬が重要。おれの家系は文字通り「血」に問題があるので代々心臓の病気になっているようだし。
・そして、ロキソニンという薬はワーファリンのサラサラ度合いを加速する役割があるのです。クルマのエンジンでいうところのターボの役割。
・あまりサラサラでも困るのです。これは身を持って知りました。血がもう延々と止まらない。
・その調整で、調剤薬局にたのんで今飲んでいるワーファリンを半分にしてもらいました。
・簡単に書いてますが、病院でそれをいわれてから家に帰り、また病院の敷地に併設してある薬局までとんぼ返りしております。
・薬局も包んである薬をほどいて半分に割ってまた包装し直すというとてもめんどうくさいことを3ヶ月分やるのは難しかったみたいで、2週間後にくるといったら2週間分だけ取り急ぎ用意して、残りは2週間後に取りに来てくれといわれる。
・2週間後、3月2日にまた通院です。
・来るなり採血があり、皮膚科はわりあいとすぐに通してもらえる。これで痛み止めの薬が終わる。
・表面上の痛みはあまりないけど帯状疱疹後神経痛はちょっとあるのだけど、それはもう今飲んでいる痛み止めの薬では効かない種類のものだといわれる。それでいて、別に気にしなくてもいいんじゃないかと。実際そのようで。
・これで白血病などの著しく免疫力が落ちる病気にならない限り、帯状疱疹は完全になくなったとのこと。
・ただし、神経痛のほうは腰痛やなんかといっしょで寒い日にぶり返すことはあるそうだ。でも、おれは若いから大丈夫だろという投げた返事。でも、そうかなとも思う。
・問題は内科。
・もともと診療の日じゃないけど、おれのためだけにきてくれるということだけど、おれのためだけな分、これないときはこれない。1時間以上待たせられる。
・そして、血液検査の結果、今度はワーファリンの効きが弱いので多めに処方しなければならないとのこと。
・なおかつ、数値を再びチェックしたいので来週また来てくれと。
・そして薬局の処方箋を渡すと、1週間分だけ追加のワーファリン。それで前回の梱包しなおした3ヶ月分の薬。ということで混乱です。
・結論。心筋梗塞やると、他の病気になるもんじゃないなと。面倒くさいよ。
帯状疱疹日記2
2月14日〜2月16日
・前回よりのつづきです。そして退院まで。
・14日より、日に3回(+1)の点滴が1回になりました。
・8時から点滴が1回。
・20時から1回。
・ンー、しみじみと、これって入院する必要があったのか?という根本的な疑問がまたふつふつと。
ヘルペスと帯状疱疹 Q15 - 皮膚科Q&A(公益社団法人日本皮膚科学会)
Q15入院が必要となる重症の帯状疱疹というのはどんなものですか?
https://www.dermatol.or.jp/qa/qa5/q15.html (リンク先グロ注意)
・イヤイヤイヤ、こんなじゃないんだよねー。こんなひどいことはついにはなりませんでした。
・退院のときに担当の皮膚科の先生によると「とにかく場所が悪かった」と。目の周りだから失明の恐れがある。さもなくともまぶたが垂れ下がって人相が変わる可能性が高いと。
・どうもそれも大丈夫。
・ずっと心筋梗塞の内科のからみもくるし、眼科も受ける。眼科が処方した「かゆみ止め」になる点眼薬はすごく効いたな。
・そこいらも大丈夫な雰囲気。
・つまり、変則的なバカンスなんだよなあ。
・そう考えると今回は病院の最上階。初の冬景色。バレンタインには前の公園で花火なんてのもあった。
・バカンスっぽい。
・ただ、これまで6階、8階、4階と計4ヶ月以上入院されております。各階どころか6階なんかは西病棟東病棟集中治療室なんかにもいました。それぞれ看護師の特性がちがい、すなわち階の雰囲気もちがいます。病院はなんやかんやで看護師のはたらきと雰囲気で決まるんだなあと。
・で、この最上階、神経科、皮膚科、整形外科ということでね。ぶっちゃけ生命のクライシスはうすい階なんですよね。それと看護師の数が単純に少ないのかもしれない。でも、それら全部ひっくるめてすごくのんきな対応されていますね。
・ナースコールかけてリアクションがないから止めたのも3回4回。
・朝6時におれを叩き起こして実施そた採血は失敗する(9時に採血し直し)。
・点滴の針を1週間で4回変えたしな。これがベテラン(少なくとも見た目年齢的は)が下手くそなんだからな。
・風呂やシャワーの予定をたずねないのにちょっとうつらうつらした変なタイミングで体重とか血圧体温とか測りにくるしな。
・ものすごく無難な表現でいうと「ハマらなかった」。
・そこが非常に残念でした。ただ、Twitterでも書きましたが、看護師や医師に好かれるのは重篤患者だけだしな。
・そして懸念の帯状疱疹後神経痛については「だいたいどんな人も1ヶ月くらいは神経痛はあるものだと。すごくがっかり。そして頭が痛い。
・このあと1週間後にもう1度皮膚科。その間に痛み止めが処方。痛くなったタイミングで飲めと。
・それで終わりました。
帯状疱疹日記1
2月9日〜2月13日
帯状疱疹日記0〜 いかにして帯状疱疹で入院するに至ったか〜
・ごぶさたです。アバウト1年くらいのごぶさたです。
1月27日
2月2日
2月4日
2月5日
痛みが起こり始めてからかさぶたが治るまで、約3週間から1ヵ月かかり、多くの場合、強い痛みを伴います
2月6日
2月7日
2月8日
CTスキャン日記
またしてもお久しぶりです。
前回から1年、今回は検査入院ではなく通院でCTスキャンをするというものです。
3月11日のメモリアルデイに病院いきました。そして16日に結果を聞きました。
その前に、この1年の流れをと、思いましたがほぼ同じでしたね。2ヶ月に1度の通院。その際に採血をしての血液検査。診断は3分弱。血圧をはかり、聴診器で胸の音を聞き、血液検査の結果を話す。結果はいつも「まあいいでしょう」。
そのあと地元の調剤薬局でクスリをもらう。1級身体障害者なので薬代診察代はタダ。青い紙をみせればいい。青い紙は役場に青い証書みたいのをみせたら一瞬で出してくれる。
闘病記的にいうならばそんなルーティンになってますね。
3月11日は15時くらいに入ります。
造影剤をいれるために右腕に点滴の針を刺します。いつもの採血の針よりは太くて痛い。なおかつ手があまり曲げられなくなる。
手が曲げられないというのは案外としんどくてスマホをいじることができない。しかも、まどもなにもない薄暗いCTスキャン室の前で延々と待つ。
ムダに早くきたおれが悪いのではあるけど、入院患者が次から次へとストレッチャーできてはおれの順番を抜かしていく。
これ、入院していた時には痛快ではあったのだけど、逆になるとムカつくもんだわなあ。わかってはいたけどさ。
CTスキャン自体はとくになにもないんだけど、造影剤だよな。点滴から注入されるんだけど、はいった瞬間に、口の中にセメダインの香りがいっぱいにひろがって、おしりから背中にむけて「熱いもの」が走る。
臭いおならをしたときの熱いって感覚よりもっと明確なのがすーっと走る。
ふと、これの冷たくてすっとする感じが覚せい剤なのかなーっと思ったりもします。
終わった瞬間にそのまま帰るような感じで。
次の週の月曜16日。いつもよりちょっと遅れて行き、看護師にこっぴどく叱られるも、結果をたずねると「今のところは問題はなし」と。
次は2年後にまたCTスキャンということで。2年後なんてもはや途方も無い先です。いつもの通院はまた2ヶ月に1回くらいのペースでつづくようですが。
それで衝撃的な事実ですよ。おれの担当医がまた異動だとよ。
5月にまた新しい先生になります。
ということでここの次回の更新はあるのかわかりませんが、またお会いしましょう。
しーゆー